2023/10/02

ICFICF共同探究会〜振り返りアウトプット

 コアコンピテンシーA.1.02「クライアントの自己認識、とりまく環境、経験、価値観、信念に慎重に配慮している。」

改めて見返してみると、コアコンピテンシーAは「基盤を整備する」、01.は「倫理に基づいた行動をしていることを示している。」とあります。その上での配慮のことを述べています。

例えばそれぞれの言葉を言い換えると、どんな言葉がありそうでしょうか?


自己認識…客観視、体感、他者との比較の差異

とりまく環境…クライアントの生活圏、他者からの影響、自然、住居や経済状況

経験…生い立ちや偶然の出逢い、決断した道、成功や失敗、努力したこと

価値観…親の考え、これまでの体験、喜びや痛みの感覚

信念…決意、軸、魂の声、思い込み

などというような言い換えができるかもしれません。さらに突っ込むと、それらをどう学び、体感し、表現してけるようにすればいいのでしょうか。いろんな人との対話、映画、音楽、演劇、動物の世界等々、学びの場は目を向ければ無数にあるのでしょう。

この項文章に選ばれた言葉の背景や中身にも、想像を至らせていけたらより良いのではないでしょうか。


コアコンピテンシ―A.1.03「クライアント、スポンサー、および関連する利害関係者に対して適切かつ敬意を表す言葉を使用している。」

「適切」とはなにか、「敬意を表す」とはなにか、という点が気になるところです。

クライアントに対して、「適切な言葉」とは、なんでしょうか。

「~ない」のだと、偉ぶらない、一人よがらない、差別しない、などでしょうか。

「~ある」のだと、謙虚さのある、思いやりのある、正直である、などでしょうか。


それぞれの立場の人へはどうか、そして各々への敬意とは・・・。

これを考えているときに、改めて倫理規定に目を通したくなりました。主要な定義やコアバリューあたりに、この項に繋がる点があるように感じます。

シンプルな言葉で書かれている項目だからこそ、その背景の広さ自由さは奥深いものがあります。


立ち止まり、よーく観察する必要性を今日も感じました。


珠洲焼とときの流れを生きる。

  こちら珠洲焼といいます。 12世紀後半から15世紀末にかけて、能登半島先端・珠洲市内でつくられた焼き物です。 戦国時代に忽然と姿を消し、わずかに残された断片から400年の時を経て再び蘇ったもの。 古墳時代中期に大陸から伝わった須恵器の流れを汲んでいると言われています。 釉薬を...