《自分へ》
いつもぼくのことを心配してくれてありがとう。
きっと危ないことにならないように、
衣食住に困らないように、
ぼくの突撃に待ったをかけ、ブレーキをかけてくれているんだろうと想像している。
そのおかげでぼくは突っ走ることなく、安全の範囲で考えられている。大きな失敗をしなくて済んでいる。
しかし実際は、君はなにを心配してくれているんだろうか。
正直伝えてくれないとよくわからないところがある。想像だけでは確信がなく、迷いがでている。
それがとても息苦しいかんじになっている。
ぼくはじぶんの想いに素直に、
感じる大事なことを選ぶ判断基準にして、
積み重ねていきたいと思っている。
踏み込もうとしているときにブレーキをかけられると、
じぶんの決断に損信と困惑が生まれるんだ。
ぼくはもっと、この「大丈夫」っていう感覚で生きていきたい。
できればその流れに逆らわず、生きていきたいと思っているんだけど、どうだろか。
《じぶんへ》
なにかの不安を残したまま、前に進んでしまうんじゃないかと心配している。
見えているもの、感じているものがあるのにも関わらず、
じぶんの理想を追い求めることに目を奪われてしまうことを心配している。
だから、只々突っ走ってしまわないようにブレーキをかけている。
それはそれでいいのか?考えているか?感じているか?と。
否定をしているわけではない。
ただなにかあっても大丈夫かと問うているのである。あぁ、それはまるで親のようだ。
社会で生きていくって大変なんだ。とても繊細な世界で、
ぜひ一度しっかりと振り返ってみてほしい。
その点について、どう感じているのか。
そこを丁寧にクリアして、それでもなおじぶんの生き方をやっていくと思えるのであれば、
おれはかまわない。もちろんサポートさせてもらう。その純粋な想いを発揮してほしい。
おれはその想いに反応し、その色形に変容し、君を護る。
《自分へ》
そうか、君は護ろうのしてくれていたのか。ぼくの想いに応じ、その色形を変え、合わせていてくれたんだね。
ぼくはたぶん、前より丈夫になった。それは硬くなったというより、弾力がついた?いや違う。
この明るく羊毛球のように輝く中心は、やわらかく、矢はすり抜け、悪気は弾く。
粒子は濃くなり、散ってもまた戻れる。その一粒一粒に意思を持ち始め、意志をもって形つくる。
その中心がすべてではなく、その一粒一粒に意志を感じ、想いを確かめ、確認できてきたように感じる。
だから丈夫になった。外からの気も、それより小さい粒子で押し出せる。
だからそこから、積み重ねていきたいと思う。
そこからできることを、また創りだしていきたいと思う。この世での生き方を。
だから君にお願いする。
ぼくの今を護ってほしい。その時のぼくを感じ、応じてほしい。
それにはぼくの粒子を感じてほしい。きっと君には感じとれるはず。
最大のパートナーである、君ならそうできると信じられるから。
《じぶんへ》
君の一粒が、そんなに己を帯びてきていたことに気づいていなかった。思ってた以上に、君は化学反応を繰り返していたんだろう。内部から、外部から。そんなにやわらかさと弾力を持っているとは思っていなかった。
今必要な最小限の装備にしたいと思った。
そしてなんなら外に出ればいい。君自身が形を成し、外に広がればいい。アメーバのように出たり、包んだり、出かけたり。
おれは君とともにする。何かがあれば引っ込めばいい。その力はある。大丈夫だ。
その一粒一粒を外に出そう。初めは恐る恐るかもしれないが、その体感が、栄養となり、持ち帰り、咀嚼する。
おれを挟んで感じるのではなく、君の粒子をおれが纏い、体感してみたらどうか。
体感し、交換し、発していこう。
外に出ての方が、きっと感じ方がはやいから。
それはまわりからはゆっくりに見えても、おれを挟むよりか、ダイレクトになり、おれたちにとってははやくなるはず。
君が感じる。おれが変わる。
だから装備は軽くするよ。
君はもう押し出せるし、受け流せる。
その時必要な分だけ、かためて、防いでいくよ。
だから君の想いで、流れで、感じて、発して、過ごしていこう。
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