2022/06/04

スペースとspace

 〈リフレクションジャーナル〉


余白を感じるワークの中で

胸の真ん中に
丸いスペースを想像したとき

描いたのは暗闇のスペースだった

それは夜空のような
または宇宙のような

黒くて丸いスペース

そんなことを感じていたら

あれ
余白って「白」って書くのに
自分は「黒」を描くのか
と思った

今が夜だからなのか
部屋の電気を消していたからなのか

白を思い浮かべるより
黒の方が居心地がよかった

白に自由に描くより
黒に必要なものを足していくような

今はそういう心境なんだなぁ

そんな時間のなかに
"スペースを感じる"
という声と言葉が聞こえてきた

あれ

スペースって
なんだっけ

余白?
空間?
宇宙?

そう思うと
空間も宇宙も
どっちもspaceだったな

この言葉を初めに作った人は
"space"というものに
なにを感じていたんだろう
なにを込めていたんだろう


なんだかいろんなことを想像する

想像と意識

きっとそれがひとつで
それがすべてなのかもしれない


0 件のコメント:

コメントを投稿

珠洲焼とときの流れを生きる。

  こちら珠洲焼といいます。 12世紀後半から15世紀末にかけて、能登半島先端・珠洲市内でつくられた焼き物です。 戦国時代に忽然と姿を消し、わずかに残された断片から400年の時を経て再び蘇ったもの。 古墳時代中期に大陸から伝わった須恵器の流れを汲んでいると言われています。 釉薬を...