2024/02/05

ICF共同探究会〜振り返りアウトプット〜

 〇コアコンピテンシーA-1-03「クライアント、スポンサー、および関連する利害関係者に対して適切かつ敬意を表す言葉を使用している」

ここで注目したのは、「適切かつ敬意を表す言葉」の部分です。

そもそも「敬意」とはなんだろう。


辞書ではなく、文化庁の解釈のページがあったので、ご紹介します。「敬意とは、尊敬の気持ちだけではなく、その人の立場や存在を認めようとすることも含まれるので、相手に対して礼を失することなく、自分自身の社会常識を表すため、使う場合があります」。


前半部分の「立場や存在を認めようとすることも含まれる」という部分が、コーチングらしい考え方のように聞こえます。認めようとすること。そこを意識するだけでも、言葉遣いが変わってきそうです。



〇サンプルクエスチョン⑥ ベストアクション3 ワーストアクション


ここで現れていることの1つに、クライアントに別の視点を考える問いを出したあとに現れていたクライアントの表情の変化です。


コアコンピテンシー6「積極的傾聴」-4「クライアントの感情、エネルギーの変化、非言語的な合図、またはその他の行動に気づき、認識し、探索している。」や、PCCマーカー5-3「コーチは、クライアントのパートナーとして、セッションの中で起こることについて、クライアントが選択できるように支援している。」が当てはまると考えられる。


項目1は、クライアントの変化に応じず、コーチの問いに答えてもらうことを優先しています。項目2は、問題文の状況より、ややシーンが飛んでいる印象です。項目4は、起こったクライアントの変化に対しアクションを逃している印象です。それらにより、3がベストアクションであると考えられます。


一方ワーストアクションについては難しく感じました。今回は個人的な予測としては、「クライアントの変化になにかしら応じているか」という点なのかな…と想像しました。正解の項目1が、もっともクライアントの変化を踏み倒してしまっているようなかんじもします。


項目1か4かで迷い、誤った方を選んでしまいました。微妙な判断がとても難しいですね。


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