2022/01/05

琥助さんのデモ

 明日からちょっと帰省する。

それに伴って琥助さん(猫)を動物病院に預けていくのだが、
きっと彼はそれに気づいているんだろう。
いつもは寝ている午前2:30過ぎに起きだして、とにかく騒ぎ立てる。
鳴く、ひっかく、扉開ける、鳴く、物落とす、鳴く、うろうろする、鳴く鳴く鳴く…

とにかく、彼ができるあらゆる抵抗を出して、
かまってほしいと訴える。
撫でてごろごろしても、布団に戻るとまた鳴く。

結局4時過ぎにパートナーが起きるまで続いた今日のデモ。

そして今、布団の中に入ってきて、腕の中で眠っている。

ものすごいやつだとあらためて思った。

自分のさみしさを誤魔化さず、一心に伝える。
相手にめんどくさがれそうでも、怒られるかもしれなくても、
そんなことはまず考えず、まっすぐに伝えてくる。

じぶんのできることを総動員して、全力で。

そして最後はこの毛玉とぬくもりを預けてくる。
わたしはそれを、しょうがないなぁと受け止めながら、いまひとりではないことを感じている。

この関係性はなんかすごい。

依存ではなく、安心と信頼のうえで、甘える。関わり合う。補い合う。寄り添い合う。

人間とはまた違う、感情の距離感。

小さくて、さみしがりで、気分屋で、
でもあったかくて、愛されて、学びをくれる。

わがやの琥助さん。

今日はおやつでも食べようか。
よく寝て、よく遊んで、楽しんでおくれ。
ね。


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