2022/02/17

ことばの語源から、共振を見い出す

 <楽しい>

ある状態や持続的行為によって、欲望・願望などが満たされ、快いさま。
快い気持ちを表す点では「うれしい」と共通するが、
「うれしい」が主にその場における直接の反応を示す表現であるのに対して、
「たのしい」は種にそういう気持ちの持続するさまを表す。


これはweb上の辞書から検索してきたものである。
これについて自分の「楽しい」を考察しようと思っていたのだが、
ふと「コーチングと言葉について」という題目が浮かんだのでそちらに話を広げることにする。

コーチング内で言葉と向き合うとき、
「あなたにとっての○○は?」と問われることがある。

これは「○○という言葉について、あなたは何を感じる?」という
自分の感覚でのとらえ方を聞かれていることとする。

もちろん言葉に対しての感じ方は人それぞれ、その時々である。
だけど、その言葉の背景を丁寧に追うことで、
「その言葉に秘められているなにに自分が反応しているのか」という
「共振したもの」を探すことができる。

言葉がどのようにつくられて、どのように使われてきているのか。

その源を知ることでも、自分の心を客観視できる。

あぁ、今じぶんは、この言葉のこういうところに惹かれていたんだ。
こういうところに強いものを感じているんだ。

口に出した会話のなかにある、いくつかの言葉を拾ってみたら、
共通しているものがあるかもしれない。

主観で追求すること以外に、
客観で共振を見い出す手段も、
試してみると興味深いかもしれない。

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