2022/02/09

オープンクエスチョンの奥にあるもの

 オープンクエスチョン。

「はい」か「いいえ」で答えられるものではなく、
自由な回答ができる質問。

どうですか?
なんですか?
なにがありますか?

それは相手の中から出てくる答えを
わたしはそれを受け取るよ、という姿勢でもある。

それはつまり、
相手の中の答えがあることを信じること。
相手の流れを感じること。
それを受け取る覚悟をもつこと。

さらに「意図をもって」主語も代名詞にしてみると、

それについてはどう思う?
その奥にはなにがあると思う?
これを受けてなにを感じている?

というように、
より一層相手に委ねることになる。

場に出さなくても、
相手の頭の中で描けていればいいというスタンス。

でもその裏で
相手との信頼関係だったり、
力を尊重した共同探求だったり、
正解不正解をつけないマインドだったり、
そのようなものが絶妙に関わりあっていけてこそ、
より深まっていくように思う。

投げっぱなしでない、尊い問い。

オープンクエスチョン。深いなぁ。


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