2022/03/12

触覚のやりとり

 夜、猫の琥助の顔面マッサージをしている。

猫にもツボや経脈みたいなのがあるのか、

すこぶる気持ち良さそうで、目を潤ませたり顔がしわしわのおじいちゃんみたいになる。そしてありがとうと言わんばかりにベロベロ舐める。


そうやっているといつも不思議な気持ちになる。

全然別のいきもので、言語はまったくわからないのに、何かでわかりあっているような感覚。

すごくないですか?

何かを感じ合って、やりとりしている。言葉ではなく。


その大きな要素の1つが「触覚」だと思う。

撫でる、触れる。この皮膚への刺激と触れたときの交換が、感じ合う大事なことのように思わされる。


この他種とも感じあえる「触覚」の世界。

いま一度、意識して過ごしてみたい。

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